18日の夕方、友達のオシキさんと神保町に行ったよ。めあては、石上和弘さんの個展 「荒野へ」 。
窓から大きな牛の頭がこちらを見ていたよ。
石上さんは静岡市在住の木彫作家。お父さんが牛を飼っているよ。アトリエの外には牛小屋があって、牛がたくさんいるよ。作品のモティーフにもよく牛が採用されるよ。一本の木から、なめらかで精緻な作品を制作するよ。リアリスティックな形態をファンタジックに変換してゆく感じが印象的だよ。
石上さんの展示を見るのは4回目。今回はインスタレーション的な作品があって、大きな牛の作品に乗ることができたよ。乗った牛は窓に向かってレールの上を走ったよ。
当日はクロージングパーティーで、キーマカレーとビールを手に、いろんな人と話ができたよ。とくに建築家の藤井兼祐さんのお話には興奮した。石上さんから自家製ヨーグルトをいただいたよ。みかんのジャムをいれて飲んだよ。とてもおいしかった。
帰りはオシキさんと居酒屋で小説やアートの話をしたよ。楽しい18切符の一日だったよ。