牢獄機械文書群 日記
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2011 1 2 3 4 5 6 7 8
2010 12
author:
Mamiya
Midori
1985 -
07塔の中の女
13国際ブックフェアのことなど
31風邪でダウン(してました)
2011*07 Julio
07 - 13:20塔の中の女Turvirino

本日発売の[群像]8月号に長篇小説『塔の中の女』を寄稿しました。450枚一挙掲載です。ぜひ読んでみてください。

Esperanto でのタイトルは Turvirino です。


13 - 05:16国際ブックフェアのことなどPri Internacia libro-foiro, kaj ceteraj
群像 2011.8 ユリイカ 2011.7 宮沢賢治特集 Black Past vol.1

現在、
[群像]8月号「塔の中の女」,
[ユリイカ]7月号「ツェラ高原の月」,
[Black Past]1号「Re-play:『博士と怪人』」が掲載されています。


今月初めには、静岡にてSPACの公演で『シモン・ボリバル』『天守物語』を観たり、新宿にて劇団民藝の公演で坂手洋二さん作の演劇『帰還』を観たりと、舞台芸術作品を観賞しました。


9日にはシミローグ読書会がありました。今回は『こちらあみ子』(今村夏子, 筑摩書房)を第一の課題図書にしましたが、非常に活発な議論となりました。今回も前もって感想文を書きました。いつかHTMLでこうした感想文を公開するかもしれませんね。

ちなみに同日午前中に『ふがいない僕は空を見た』(窪美澄, 新潮社)を読了。『私のいない高校』(青木淳悟, 講談社)を途中まで読んで、いまも読書中です。



***

また、東京国際ブックフェアにも行ってきました。実は今まで行ったことがなかったのですが、アーティストのニシムラマホさんから招待状を戴いたので、8日~10日の3日間に2度見に行きました。

もともとニシムラさんのモノクロームの線で作られた緻密な世界に惹きつけられていたのですが、今回の展示では多彩な色を用いたあざやかな作品を見ることができました。


ブックフェア自体も楽しいイベントでした。1度目は海外文学や絵本、電子書籍などを見て回りましたが、なんといっても沼野充義さんのミウォシュを筆頭にしたポーランド文学についての講演が心に残りました。


ブックフェアではさまざまな書籍の 20%OFF セールをしていて、僕は3冊購入しました。

・過程(ハリー・ムリシュ, 国書刊行会)
・ドイツ・ロマン派全集第4巻ブレンターノ…アルニム(国書刊行会)
・ロベスピエールとドリヴィエ(遅塚忠躬, 東京大学出版会)

特にギーゼラ・フォン・アルニムには関心があり、「雀の遺した書誌から」はぜひ手もとに置いておきたいと思っていましたので、思いがけず購入でき、嬉しかったです。

そして友人のオシキさんから、なんと新作の「あめかえる」ノートを一冊戴きました。

今回の2泊3日の上京は小田急線を利用しましたが、そろそろ青春18切符が始まる時期。今度はJRで旅をしようかなと考えています。


31 - 19:55風邪でダウン(してました)Kuŝis pro malvarmumo

今年も折り返し地点を過ぎて、真夏が近づいてきました。

「Re-play:博士と怪人」「ツェラ高原の月」そして「塔の中の女」それぞれについて、さまざまな方から声をいただいたり、伝え聞いたりしています。初夏をイメージした物語と散文、楽しんでいただけたでしょうか。

僕の小説を読んでくださったかた、感想をくださったかた、心から感謝しています。

***

このところ猛暑続きですね。窓辺に置いている鉢植えのサボテンがずんずん大きくなりました。その可愛げのないシルエットに愕然としています。どうせ育てるならパセリとかにすれば良かったかな…。食べられるし…。


皆さんは夏バテになどなっていませんか。僕は先週ひどい風邪を引いてしまいました。そのうち良くなるだろうと思って放っておいたのがいけなかったようで、お腹を壊したり熱が出たりとどんどん悪化してしまいました。

27日に病院に行き、点滴で吐きけ止めなどの薬を打ってもらって、ようやく落ち着いてきました。身体に異常を感じたら、早めに病院に行った方がいいみたいですね。(僕がいえることじゃありませんけど…。)


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