牢獄機械文書群

2013年の間宮緑の小説・エッセイなど。

discours: 2013-10-28
対談:《宅野》という記憶
現代詩手帖 11月号
三島エクリュの森、森山大道「宅野」展でのギャラリートークです。
(森山大道、田中庸介、川合朋郎、間宮緑)
「宅野」は森山さんが幼い頃過ごした島根県の町。89年に墓参の際に撮ったそうです。

review: 2013-10-07
書評: ジュノ・ディアス『こうしてお前は彼女にフラれる』(新潮社)
文學界 11月号
書評です。浮き草のように漂う、ダメな過去の自分=「お前」の顛末を語る「おれ」。アメリカに移り住んだ有色人たちの、極端に狭く、不安定な人間関係と、失われた愛への悪あがきを描く短篇集。

column:
2013-09-27
語り手が見ている景色
ユリイカ10月号 特集*武田百合子
武田百合子特集にコラム「語り手が見ている景色」を寄稿しています。
『富士日記』のユニークな“語り手”の目線について。

novel: 2013-09-06
チャカ
早稲田文学 6
3つの章からなる短篇小説です。
東北の震災や70年前の戦争に対する心情の表裏を書きました。

prose: 2013-07-01
ひとりになる
図書設計
「図書設計」は日本図書設計家協会の会報誌です。「図書迷宮」というページに書きました。
“ひとりになりたい”と思い、小さな本を携えて旅に出る散文です。

discours: 2013-05-01
エスペラントを通じて世界の文学を考える
La Revuo Orienta 5月号
2012年末、小田原・ザメンホフ祭での講演録です。
間宮緑の小説観・言語観、エスペラントを学ぶ理由などを話しています。

review: 2013-04-06
書評: 斎藤美奈子『名作うしろ読み』(中央公論新社)
文藝 夏季号
書評です。本書は国内外の名作(名著)132作品から「最後の一文」に照明を当て、1冊ずつ見開き2ページで語ってゆく本です。書き出しでは味わえない本の世界が見えてきます。

column: 2013-02-23
町から「町」をつくる
DARA DA MONDE No.2
私たちの町でのアートの可能性。
静岡県・三島のユニークな共同展、“GYO‐TEN” をレビューするとともに考えてみました。

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