牢獄機械文書群

2012年の間宮緑の小説・エッセイなど。

review: 2012-12-25
書評: 渡部直己『日本小説技術史』(新潮社)
ゲンロンサマリーズ vol.059
ゲンロン社のメールマガジン「ゲンロンサマリーズ」での書評です。
2013年1月、一番反響が大きかった”ベスト・サマリーズ”として『日本小説技術史』が12月配信分から1位に選ばれました。間宮による要約・レビューがウェブサイトで全文公開されています。

novel: 2012-08-12
ハツカネズミのティータイム
Black Past vol.2
坂上秋成 責任編集『Black Past』最新号で、特別企画「トライアングル・プロット」に寄稿しています。
青沼静哉さん、杉田悠さんと小説の原案(プロット)を交換して書いてみました。
それぞれのプロット、小説、そして執筆後の座談会が収録されています。

review: 2012-07-07
書評: 小川洋子『最果てアーケード』(講談社)
群像 8月号
essay: 2012-05-07
読書日録 (3)
すばる 6月号
連載最終回です。「どのように物語の中を生きるか?」をテーマに書きました。
紹介した本:『ポトマック』(ジャン・コクトー, 河出文庫)、『木曜の男』(G.K.チェスタトン, 創元推理文庫), 『愛はさだめ、さだめは死』(ジェイムズ・ティプトリーJr., ハヤカワ文庫SF)

essay: 2012-04-06
読書日録 (2)
すばる 5月号
連載第二回です。「どのようにして土地を知ることができるか?」をテーマに書きました。
紹介した本:『忘れられた日本人』(宮本常一, 岩波文庫)、『新編 日本の面影』(ラフカディオ・ハーン, 角川ソフィア文庫), 『表徴の帝国』(ロラン・バルト, ちくま学芸文庫)

review: 2012-03-07
書評: 角田光代『かなたの子』(文藝春秋)
新潮 4月号

essay: 2012-03-06
読書日録 (1)
すばる 4月号
「読書日録」は読書とともにある日々のことを書く連載コーナーです。
第一回は「そもそも物語って何なんだ?」をテーマに、読書の日々を綴ってみました。
紹介した本:『カフカの父親』(トンマーゾ・ランドルフィ, 国書刊行会)、『ペンタメローネ 五日物語』(ジャンバッティスタ・バジーレ, 大修館書店), 『誠実な詐欺師』(トーベ・ヤンソン, ちくま文庫)

novel: 2012-02-02
物語をしらない小鳥たち
DARA DA MONDE No.1
さちはうまく字が書けない。ある日彼女は二段ベッドの下にスーツケースを見つける。以来、たった一人の友達がその中にいると信じるようになるのだが…。
十歳の少女を描いた短篇。
静岡発の芸術批評誌『DARA DA MONDE』に寄稿しました。

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