正規表現は :s や substitute() などで文字を置換する際に使います。
その中でも、 .* と .\{-} はよく使いますが、区別がまぎらわしいので説明します。
部品をざっくり説明すると
. …「どんな文字かは問わず、なにか1文字」実際に置換する際の指定範囲を説明します。
a から b まで。対象の行が a 以降 b を複数含んでいる場合は最後の b まで。範囲は最大限になる。
a から b まで。対象の行が a 以降 b を複数含んでいる場合は最初の b まで。範囲は最小限になる。
例文:吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生まれたか
(a に「猫」、b に「。」を指定。)
猫.*。 … 「猫である。名前はまだ無い。」が範囲になる。
猫.\{-}。 … 「猫である。」が範囲になる。