牢獄機械文書群

2010年の間宮緑の小説・エッセイなど。
essay: 2010-02-07
興津 【おきつ】
文學界3月号 - アウトサイド・レビュー
長い一本の道にできた不思議な海辺の町。
大きな寺院の庭を列車が走っている。島崎藤村, 内田百閒もこの町を描いた。

novel: 2010-02-03
禿頭姫 【とくとうひめ】
wasebun U30   PDF で冒頭を読む
ある朝, 目が覚めると, 髪が消え失せていた。
そんな姫と姫君たちと寵愛をめぐる物語。「変身」をテーマにした短篇競作に寄稿しました。

essay: 2010-04-07
ラプンツェルの塔
新潮5月号
書物に潜む《詩》。
その根源を求めて僕は散歩を始めた。

essay: 2010-04-22
infantia 【言葉のない幼年期】
真夜中No.9
詩情, 形態, 意味 ...
自分とは異質な慣習の中で言葉を生成することについて。

essay: 2010-05-07
小鳥
すばる6月号
折り紙で小鳥を作ること。
不眠に苛まれたまま街路をさまよい, 詩人と遭遇した。

column: 2010-07-27
電子化された「読む」のために
ユリイカ8月号 特集:電子書籍を読む!
コンピュータを使う僕たちの「書く」は既に紙を離れ電子化されている。
電子化された「読む」のために僕たちは何を「書く」のか。

essay: 2010-12-07
Tのこと
文學界新年号
僕が住む町には, 僕にそっくりな人物がいる。
子供のころから。会ったことはないけれど, 名前だけは知っている。

essay: 2010-12-10
紙魚+Dialogue 【しみ たす だいあろーぐ】
早稲田文学π
11月20日に催された「シミローグ」によるユニークな公開読書会。
読書会「シミローグ」とは。

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