最近は日記以外碌に更新していない。vim についても、一般性のないスクリプトを公開してもしかたないし、TIP的なことを書くのも WWW 上のキップルを増やすだけの気もする(他サイトの記述と重複する)ので、
慎重になっているのです。
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ここで vim の設定について少し書くと、僕は .vimrc にあまり複雑な設定を書いていない。必要なスクリプトファイルがあれば必要になったときに :source で読み込んでいる。
また、小説を書くときとスクリプトを書くときとで設定を変えたい場合もある。さらに、この小説とあの小説とでは設定を変えたい場合もある。そのそれぞれについて autocmd を設定するのは、煩雑化を招く気がする。
そこで、細かな設定をしたいディレクトリに .rc というファイルを作成し、起動時にカレントディレクトリに .rc があれば source するというふうにしている。以下の一行を .vimrc に追記すればよい。
autocmd VimEnter * if filereadable((expand('%:p:h') .'/.rc')) | exec 'source' expand('%:p:h') .'/.rc' | endif
これによって、複雑な設定が不要な場合には vim が高速に起動する。僕の .vimrc および .gvimrc の行は合計して 160行程度だが、最近の小説の .rc は400行程度ある。
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このように vim の環境に不満はないのだが、問題はビューアとフォント。五、六年前に自分用にビューアを自作したのだが、ハードディスクが飛んで、ソースごと消えてしまった。言うまでもなく初めから作り直す気力はもうない。
フォントは東雲明朝を使っているのだが、unicode フォントではないので第三水準漢字が表示されない。僕のやり方が悪いのだと思うがフォントリンクもうまくいかない。最終的に vim の substitute や sed で置換すればよいのだが、なんとかならないかなあと思う日々です。